第9輌:田中神楽車:亀崎地区:半田市 | 南組南車michyウェブサイト「私の祭記録」 -祭・山車・囃子情報、各地の山車祭リポート-

michyが所属する南組南車は、宝暦二年 成岩町(現・半田市成岩地区)に初めて創建された山車です。今から、250年以上の歴史ある山車、山車組に関連する情報を中心に、各地の山車祭情報を発信する個人管理のページです。あくまで個人的に製作したものなので、南組とは一切関係ありません。





第9輌:田中神楽車:亀崎地区:半田市

半田市 亀崎地区 田中組神楽車尾張の山車まつり 管理人novaさま ご提供

祭礼日
5月3、4日
見所
海浜への山車の曳き下ろし
調子のよい 軽快な祭り囃子
創建年
天明8年以前
現車は天保8年 建造
(旧車は 碧南大浜へ譲渡)
主な彫刻
壇箱 「鉄拐仙人・蟇仙人・花鳥」(立川常蔵昌敬)
脇障子 「三国志 関羽・超雲・阿斗」(立川常蔵昌敬)
持送り 「波に亀」(立川常蔵昌敬)
大幕 緋羅紗地に牡丹と唐獅子の刺繍
追幕 緋羅紗地に桜と孔雀の刺繍
水引 雲と霞と蝶の金刺繍

半田博物館 展示解説より

潮干祭りについて

5輌の山車(東組宮本車・石橋組青龍車・中切組力神車・田中組神楽車・西組花王車)を曳き回す。各山車は、素木彫刻や幕等の装飾やからくり人形を有し、県指定文化財である。 

亀崎のからくり人形について

半田市内山車の内19輌の山車において27体(亀崎西組の『石橋』も含む)のからくり人形がある。

  • 亀崎地区には、11体
    • 東組 上山人形『湯取神事』、前山人形『三番叟』
    • 石橋組 上山人形『唐子遊び』、前山人形『布ざらし』
    • 中切組 上山人形『浦島』、前山人形『猩々の舞』
    • 田中組 上山人形『傀儡師』、前山人形『巫女の舞』
    • 西組 上山人形『桜花唐子遊び』、前山人形『神官』と『石橋』
  • 田中組の上山人形『傀儡師』は、天明年間(1781~1789)に製作
  • 傀儡師人形が、船弁慶を演じる糸からくり
  • 前山人形『巫女の舞』の製作者は不明。(文化文政年間に製作)

cf:傀儡師とは、江戸時代、首から箱を下げ胸のところで木偶人形を操った大道芸人である。この種のからくりは、摂津名所図絵の中に、船弁慶の一場面が描かれている。からくりの全国調査を行った山崎構成氏は、『唯一の曳山奉納戯である』と言っている。 

山車について

  • 創建年代は、定かではない
  • 旧車は、中ノ切組(碧南市大浜)に譲渡された。(天明8年(1788))
  • 岸幕善兵衛が建造(天保8年(1837))
  • 諏訪の立川和四郎富昌、常蔵昌敬が彫刻を付けた。

彫刻について

  • 立川常蔵昌敬
    • 蹴込『唐子遊び』
    • 持送り『波に亀』
    • 壇箱『蟇仙人、鉄拐仙人、花鳥』
    • 脇障子『三国志、関羽、超雲と阿斗(劉備)』
    • 太瓶鰭『獏』
    • 前山懸魚『太真王文人、波と龍』
  • 立川和四郎冨昌
    • 前山蟇股『三国志、張飛、劉備、関羽(桃園の誓い)]、『粟穂に鶉』等

幕について

  • 大幕 緋羅紗に牡丹と唐獅子の刺繍
  • 追幕 緋羅紗に桜と孔雀の刺繍
  • 水引 雲と霞と蝶の金刺繍

cf:大幕、追幕、水引の下絵は、福田翠光画伯筆である。

半田博物館発行「からくり」より

上山人形『傀儡師』

天明年間の記録によれば、上山人形は、乱杭渡りであった。現在は、傀儡師が、『舟弁慶』の人形を操っている場面を演じる。製作年代は、天明年間とされる。製作者は不明。

前棚人形『巫女の舞』

製作年代は、文化文政年間とされる。製作者は不明。




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