私の祭☆記録


第11輌:西組花王車:亀崎地区:半田市

第11輌:西組花王車:亀崎地区:半田市

祭礼日
5月3、4日
見所
  • 海浜への山車の曳き下ろし
  • 調子のよい 軽快な祭り囃子
創建年

弘化3年以前
(寛政年間に建造された旧車は板山大湯組、また知多市北粕谷へ)
現車は弘化3年 建造

主な彫刻
  • 壇箱 「太平楽の楽人」(立川和四郎富昌)
  • 脇障子 「葡萄取り仙人」(立川和四郎富昌)
  • 持送り 「角つなぎ」(初代彫常)
  • 大幕 緋羅紗地に金糸刺繍(文様は日本の伝統的な楽器など) 
  • 追幕 緋羅紗地に桜花の樹下に御所と人物刺繍
  • 水引 白羅紗地に御簾の金糸刺繍

半田博物館 展示解説より

亀崎潮干祭りは、毎年5月3日・4日の2日間5輌の山車(東組宮本車・石橋組青龍車・中切組力神車・田中組神楽車・西組花王車)の引き回しを中心に行う。

祭礼運営について

  • 祭礼行事は、5組の代表から成る代参会によって決定される。
  • 5組が年番(東組→石橋組→中切組→田中組→西組)で担当する代参元が統轄する。

(例)
平成4年の祭礼に関わる主な行事と日程
○3月21日各組で年間予算を決議
○3月29日代参会により『道路検分』を行なう。

『道路検分』=山車曳き回しの安全確保のため、山車が通る順路を点検する

○4月3日神武天皇祭
○4月5日から毎週日曜日『かかりもの集め』をする。

『かかりもの』=組費。組費の額は、代参会によって決定される。

○4月19日『ゴマ掘り』

『ゴマ』=山車の輪(芯を取り除いていない松の輪切り)

cf:乾燥すればひび割れがはいるので祭礼期間以外は海岸の砂浜に埋める。

○4月25日『稽古始め』~5月1日『稽古じまい』
組事務所及び車元宅においてお囃子やからくりの稽古を行う

○4月26日山車組上げ。
○5月2日車元及び事務所の飾り付け、神前神社において幟起こし、役割を行なう。
○5月3日・4日祭礼。
○5月5日『山車おろし』

『山車おろし』=山車の解体。支払いをすませ年間の収支決算。夕食後、旧車元から新車元へ打ち込みをし、祭礼行事は終わる。

旧車について

  • 旧車は弘化5年(1848)板山の大湯組へ譲渡
  • 現在は、知多市北粕谷が所有しているが休止中。
  • 創建年代は、定かではないが、木箱に『文政八酉八月 前二重臺 西組』の墨書がある。(文政年間には、建造されていただろう)
  • 彫刻は、金箔や彩色を施し現車とは、かなり異なる。

現車について

◎弘化3年(1846)
○立川和四郎富昌

  • 壇箱『太平楽、楽人』
  • 脇障子『葡萄取り仙人』
  • 前山蟇股『百羽雀、稲穂に雀』

○初代彫常

  • 前山懸魚『飛龍』(大正3年)
  • 蹴込『布袋の袋曳き』(大正10年)

 

からくり人形について

亀崎の祭礼は、『神官』、『石橋』の2体のからくりを演じる。

  • 上山『桜花唐子遊び』

幕について

  • 大幕 緋羅紗に金糸刺繍(文様は、日本の伝統楽器等)
  • 追幕 緋羅紗に桜花の樹下に御所車と人物の刺繍(下絵は月泉)
  • 水引 白羅紗に御廉の金刺繍

半田博物館発行「からくり」より

上山人形『桜花唐子遊び』

二体の唐子が、桜の枝を渡る、離れからくりである。製作年代は、天保年間とされる。製作者は不明。

前棚人形『神官』

天保年間、五代目玉屋庄兵衛の製作。

(写真提供:尾張の山車まつり 管理人novaさま)

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