第17輌:奥組旭車:岩滑新田地区:半田市
- 祭礼日
- 4月中旬の土日
- 見所
- 新美南吉記念館での 岩滑地区との4台揃い
- 創建年
- 大正5年 平成2年に幕を新調する
- 主な彫刻
- 幕
半田博物館 展示解説より
岩滑新田は半田市の北西部に位置し、西は常滑市、北は阿久比町に接する農業地域である。
延宝9年(1681)岩滑村として開発された。
祭礼について
- 毎年4月上旬 町内曳き、氏神である神明社への神楽やからくり三番叟
山車について
- 青年会の要望により宮津の大工岡戸峰二郎に依頼し山車を新調のが始まり(大正5年)
- 下半田の初代彫常(新美常次郎)に依頼した。
- 平井組を招待し、上棟式を執行(大正5年4月1日)
- 平井組の役員12名は、礼服を着、祝金2万円を持参して参列したそうである。
cf:この年から平井、奥組2輌の山車を曳き廻すようになり、昭和28年まで行なわれた。これ以降中断され、昭和52年に再開し現在に至っている。
からくり人形について
- 前山からくりとして三番叟がある。
- この地区では宮本車以外の山車においてからくり三番叟の舞を奉納する。
彫刻について
- 初代彫常作の持送り『力神』、壇箱『天之岩戸』、脇障子『高砂』、前山蟇股『龍』、太瓶鰭『神功皇后』、前山懸魚『鶴』等
幕について
- 大幕、追幕、水引、吹流し一式を京都の川島織物において新調(平成2年4月)
- 追幕、水引には、刺繍を施した。