第24輌:彦州組日之出車:西成岩地区:半田市
- 祭礼日
- 4月中旬の土日
- 見所
- 成石神社への坂上げ
- 創建年
- 安政以前 現車は大正4年建造
- 主な彫刻
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- 幕
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半田博物館 展示解説より
彦洲地区について
- 西成岩の出郷で、水田が広がり、丘陵では酪農が営まれる農業地域
- 人口は昔から少ない。
- 津島神社にある明治40年4月建立の常夜灯に当時の戸数25軒が刻まれている。
祭礼について
- 成石神社への奉納と山車の町内曳きを中心に行われている。
- 山車の起源は定かではないが、当初は小型の山車を曳いていたらしい。
(大正4年 榊原庄太郎氏より寄進の申し出があったので その車を西阿野へ売却し、各地区の旧材を用いて新しい山車を完成させたという歴史がある。)
cf:戸数の少ない彦洲の人々にとって、新しい山車の完成は宿願であり、その喜びは想像にあまるものであった。そのため完成の際、人々は日の出車を曳いて御大典の祝歌を歌いながら遠く成岩の榊原庄太郎氏経営の尾張製粉会社までお礼に行ったという。彦洲の車を日の出車というのは、あるいは大正天皇御大典の歌の『昇る朝日』に由来しているのかもしれない。
山車について
- 昭和24年頃に、幾度の修理を経て現在の形になった。
(亀崎田中組から上山などを譲り受け大修理)
彫刻について
初代彫常(新美常次郎)明治45年
- 壇箱 『桃園の三英傑』
- 脇障子 『黄初平仙人』
岩田冬根 昭和26年
- 蹴込 『牡丹に唐獅子』
- 持送り 『竹に虎』
幕について
- 大幕 緋羅紗の無地
- 水引 白羅紗の雲龍
- 追幕 緋羅紗に扇鈴の刺繍