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人形と祭の関係
2008年5月3日 追加
西角井 正太 筆 より 私なりに 解釈した内容を 以下に示す。
『人形に人間の穢れを移して河や海に流してしまうという考え方がある。』
現在でも六月祓え(みなづきばらえ)という呪法の一つが残っている。
穢れを移すのには、人形で体を撫でる(撫づる)=から『夏(ナツ)』の語源ではないか(現在有力)
この考え方から
山車に飾った人形に体に溜まった悪しきものを持っていってもらおう
↓↓↓
山車人形は=祟る神をおだてるため美しい形(風流)にしなければならない。
- 今から約330年ほど前、大阪『竹田からくり』の出現!(振子の原理によるもの)
- 時計技術の応用『津田家』尾張藩御用時計
上の二つより 名古屋でからくり人形が流行る。
山車からくり 大別
- (1)人間と同じような動作をするもの
- (舞う、文字を書く、太鼓を叩く…など)
- (2)普通の人間にできない軽業をするもの
- (逆立ち、肩車、乱杭渡り…など)=放れ業
- (3)人間にはできないことをするもの
- (他の人物へ、霊体へ、社殿へ変化するもの)=変身業
- (4)芝居をする
- ((1)(2)(3)の複合系)